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2015年の恵方の方角は? [行事ごと]

2月3日といえば全国では「鬼は~外、福は~内」で有名な
豆まきの日ですよね。

とこらが関西では豆まき以外に恵方巻という言葉が
存在します。


◆恵方巻きってなに?

恵方巻きとはその年で最も良いとされている方角
向いて巻きずしを食べるという風習です。

恵方には陰陽道で、その年の福徳を司る神、歳徳神がいる
方角の事。

この方角を向いて巻きずしを切らずに1本丸かじりします。
そうすることで福を呼び込み商売が繁盛するとされているん
ですね。

巻きずしを切らずに1本丸かじりするのは
「縁を切らさない」
という意味が込められてるんだそうです。


もともとは江戸時代末期に大阪の船場で商売繁盛を願って
行われた、という説があります。

関西では風習になっていますが、関東やその他の地域には
こういった風習はなく、2000年頃に広まっていきました。

というのもコンビニやスーパーなどで恵方巻きを販売し出し
たのがちょうどそのくらいなんですね。

恵方巻きという言葉もコンビニがつけたようです。
関西では丸かじり寿司なんて呼んでます。

でも、まだまだ認知度は低いようですww


◆番外編

商売繁盛といえば恵比寿さんを思い浮かべる人が多いのでは
ないでしょうか?

一般の人はともかく商売をしている人なら知ってる人は多い
と思います。

恵比寿さんは七福神の1人で唯一の福の神です。

大阪や兵庫などで1月9日~11日まで行われている祭で
とくに兵庫県の西宮神社には全国各地から大勢の人が商売繁盛を
祈願しにやって来ます。

その数は毎年100万人を超えますからなかなか大きな祭りですね。


西宮神社に行くと大きなマグロが拝殿に供えられていて、その
マグロにお金を貼りつけたら商売が繁盛するということです。
(本殿には入らないほど大きなマグロです)

この催しは豊漁を願った漁師さんたちが始めたそうです。

日本人好みで大きな魚、ということでマグロになったみたい
ですね。その横におまけみたいに鯛も奉納されてますww

私もこの祭に何度も行ってますが本当に大きなマグロですよ!
確かにお金を貼りつけると商売が繁盛しそうな気になります。


◆初走り福男

西宮神社と言えばこれを語らない訳にはいきませんww

この行事も毎年行われていて表大門から本殿に1番早く着いた人が
その年の福男に認定されて神社から認定証や御神像などが授与され
ます。

2位、3位の方にも副賞が贈られるのでみんな必死に走ります。
10日の恵比寿大祭が終わった日の午前6時に開門されて一気に
本殿を目指すのですが、朝の6時にも関わらず人でゴッタ返します。

毎年、関西地方ではニュースになってインタビューも受けるくらい
注目度の高い催しです。


以上、恵方巻きから話が随分離れてしまいましたが、このご時世
商売繁盛を願って巻きずしを丸かじりしたり恵比寿さんに行って
商売繁盛を祈願してみるのもいいかもしれませんね。

恵比寿さんはオススメです^^

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鏡開きの日っていつだっけ? [行事ごと]

神棚や床の間、玄関などにお供えする鏡もち。
日が経つにつれひび割れてそろそろヤバいんじゃないの?、って
思った経験ないですか?

お供えした鏡もちを食べる「鏡開き」はいつやるんだっけ?
となることがよくあると思います。


はい。地方によっても違うのですが関西では1月15日
関東では1月11日に行われます。

例外として京都では1月4日に行われるようですね。
理由はよくわからないみたいですけど^^;


◆鏡開きのマメ知識

鏡開きとは正月に神や仏に供えた鏡もちをお雑煮やお汁粉と
して食べること。

武家社会の風習で、それが今日まで伝わってるということです。
長い歴史があるんですね。

鏡もちを食べるときは包丁で切るのはダメで手や金づち木槌などで
割って食べるのが風習です。

なぜ、包丁で切る行為がダメなのかというと刃物で切ることは
切腹を連想させるため

1年の健康と幸せを、無病息災を祈って鏡もちを食べる、という
行事が鏡開きですから、切腹を連想させては縁起が悪い。
ということでしょう。


鏡開きは一般的に松の内(1月7日)が終わった後の1月11日に
行われることが多いようですが、地方によって違うのは冒頭でも
お伝えした通り。

実は、江戸時代の初期には1月20日に行われていました。

ところが、徳川家3代将軍の徳川家光が4月20日に亡くなった
ので1月20日は忌日として避けて1月11日に行われるようになり
ました。


◆もうひとつの鏡開き

政治家が選挙に当選したり、工事が終わったことを祝した際に
樽酒を用意し、フタを割ってみんなで飲むという行いがある
と思います。

新築家屋が完成した際や道路の開通式などでも見受けられます。

結婚披露宴でも行われることがありますが、この樽酒のフタを
木槌で割る行為も「鏡開き」といいます。

こちらも新しい出発の健康と幸せを祈願してということです。

なぜ、樽酒のフタを割ることを鏡開きというのか?
それは、樽酒のフタが丸くて平らなことから酒屋ではフタのこと
「鏡」と呼んでいたからです。

鏡を開くことにより運が開くとされているんですね。


古代より「鏡・玉・剣」は三種の神器という言い伝えもありますし
その三種の神器のうちのひとつが鏡なのですから縁起がいいもの
として受け止められているのだと思います。

ちなみに八咫鏡(やたのかがみ)なんかは神器として物語や漫画
などでよく出てきますね^^


鏡もちを食べることも樽酒のフタを割って飲む事も縁起を担いでの
ことだと思われますが、いかにも日本人らしいなと思います。

こういった日本人的な文化はずっと残ってほしいなと思いました。
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